UVカットフィルムを窓に貼る効果とは?選び方のポイントも解説
日光に含まれる紫外線は、シミやシワ、視力の低下を招きます。床や家具の日焼けや色褪せの原因にもなるので、室内への侵入対策が必要です。本記事では、紫外線対策に有効なUVカットフィルムの効果やメリットを紹介します。また選び方のポイントも解説するので、導入を検討している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読むための時間:3分
UVカットフィルムの効果・メリット
UVカットフィルムのメリット4つを紹介します。
- 紫外線による健康被害・病気のリスクを低減できる
- 家具・備品の保護につながる
- 簡単に施工できる
- 防災・防犯性も向上する
紫外線による健康被害・病気リスクの低減が期待できる
紫外線を肌に浴びると、日焼けやシミ、シワの原因になると言われています。目に入った場合は、視力の低下や眼の病気を招くおそれがあるため、注意が必要です。UVカットフィルムで紫外線を防げば、健康被害や病気のリスクを低減できる可能性があります。
家具・備品の保護につながる
家具や床、壁の日焼けや色褪せの主な原因は紫外線です。紫外線は素材の劣化も進行させるため、家具の表面のささくれやひび割れを引き起こす場合もあります。UVカットフィルムを貼ることで、家具や備品の保護につながります。
簡単に施工できる
簡単に施工できるのも、UVカットフィルムのメリットの1つです。施工に費用がほとんどかからないため、低コストで紫外線対策ができます。また容易に剥がせるので、賃貸やレンタルオフィスなど、退去時に原状回復しなければならない物件でも、安心して使えます。
防災・防犯性も向上する
窓にUVカットフィルムを貼っておくと、ガラスが割れにくくなります。割れてしまった場合もガラス片の飛散を防ぐため、地震や台風など災害時に安心です。また、空き巣被害の多くは、窓が侵入経路となっています。UVカットフィルムは破断しにくく、侵入に時間がかかるため、犯行を諦めさせる効果が期待できます。
UVカットフィルムのデメリット
UVカットフィルムを導入する際は、以下2つのデメリットに注意しましょう。
- ガラスの種類によっては使用できない
- 基本的に遮熱効果はない
ガラスの種類によっては使用できない
UVカットフィルムの多くは、窓ガラスの滑らかな表面にピッタリと密着させて貼り付けます。表面がデコボコしたガラスや曇りガラスなどは、フィルムが貼り付かず使用できない場合があるため、事前にチェックしましょう。
基本的に遮熱効果はない
UVカットフィルムは、紫外線を遮断できますが、日射による熱は防げません。室温の上昇を抑えたい場合は、遮熱機能を持つタイプを選びましょう。
UVカットフィルムの選び方
UVカットを選ぶ際のポイント2つを解説します。
- UVカット率を確認する
- 付属している機能で選ぶ
UVカット率を確認する
フィルムのUVカット率は、製品によって異なります。高い紫外線カットの効果を得るためには、カット率が高い製品を選びましょう。
付属している機能で選ぶ
UVカットフィルムは、様々な機能付きのものがあります。ライフスタイルや求める機能に合わせて、最適なものを選びましょう。
- 防犯
- 遮熱
- 防虫
- 装飾
防犯
空き巣の多くは、窓を侵入経路としています。防犯機能付きのフィルムを貼った窓は、割られた箇所が大きく広がらないため侵入が難しくなり、犯行を諦めさせられる可能性が高くなります。
遮熱
遮熱機能を持ったフィルムは、紫外線だけでなく、日射による室温の上昇も抑えられます。特に日中日が当たる部屋や、西日が強く差す部屋は、室温が大きく上がり熱中症のリスクが高くなるため、遮熱機能付きのものを選ぶとよいでしょう。
防虫
防虫効果のあるフィルムは、シートに虫除けの薬剤が練り込まれており、虫を窓に寄せ付けません。透明なフィルムは窓に貼っても外観がほとんど変わらないため、店舗やオフィスの窓にもおすすめです。
装飾
フィルムに柄が入った装飾タイプは、デザインを楽しみながら紫外線対策ができます。スモークが入ったものは、目隠し効果もあるのでライフスタイルに合わせて選びましょう。
UVカットフィルムで紫外線リスクを減らそう
紫外線は健康被害や、家具の色褪せの原因になります。窓ガラスを通過して室内に入り込むため、UVカットフィルムで紫外線を防ぎましょう。
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