リビングの視線対策が必要な理由とは?目隠しアイデア5つを紹介
大きな窓や道路に面した窓は、開放感があり採光しやすいメリットがある一方で、外からリビングが見えやすいデメリットがあります。外から丸見えのリビングは、プライバシーが確保できず、防犯性も下がってしまうため注意が必要です。本記事では、リビングの視線対策5つを紹介します。
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リビングの視線対策が必要な理由
リビングの窓の視線対策が重要な理由は、以下の2つです。
- プライバシーを確保できない
- 犯罪被害のリスクが高まる
プライバシーを確保できない
リビングは、家族がくつろぐ場所ですが、外から丸見えになっていると視線が気になり、リラックスできません。ライフスタイルが筒抜けになってしまうため、視線対策が必要です。
犯罪被害のリスクが高まる
リビングの様子が外から見えると、住人の人数や在宅の有無を、空き巣や犯罪者に知られてしまいます。視線対策がされていない家は、防犯意識が低いと見なされて狙われるリスクが高まるため、注意が必要です。
リビングの視線対策5つ
外からの視線を遮る対策5つを紹介します。
- 外構で目隠しする
- 植栽を施す
- ブラインド・レースカーテンを取り付ける
- 目隠しフィルムを貼る
- 目隠しガラスに取り替える
外構で目隠しする
開放感や明るさを損なわずに視線対策を行いたいのであれば、フェンスや塀など、外構で目隠しをする方法がおすすめです。外構は、素材やデザインによって印象が大きく異なります。住宅の外観に合うものを選びましょう。
植栽を施す
フェンスや塀は外からの視線をしっかり遮れる一方で、無機質で圧迫感を感じるケースがあります。植栽は、木々の間に適度な隙間があるため、閉塞感を与えずに視線対策ができます。
ブラインド・レースカーテンを取り付ける
ブラインドやレースカーテンは、簡単に取り付けられるメリットがあります。色やデザインが豊富なため、リビングの雰囲気に合ったものを選びましょう。
目隠しフィルムを貼る
目隠しフィルムは、窓ガラスに貼るだけで簡単に視線対策ができるアイテムです。主に以下4つの種類があり、効果の度合いやリビングからの景色が変わるため、使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。
種類 |
特徴 |
グラデーションタイプ |
窓の上部、あるいは下部のみ目隠しができる |
すりガラスタイプ |
太陽光を柔らかく通し、適度な遮光効果がある |
デザインタイプ |
色や柄付きでデザイン性が高い |
ミラータイプ |
|
目隠しガラスに取り替える
窓ガラスを、すりガラスやミラーガラスなど、目隠し効果のあるタイプに取り替えるのも1つの方法です。交換には手間とコストがかかるため、慎重に検討しましょう。
視線対策のポイント・注意点
リビングの視線対策を講じる際は、以下2つのポイントに注意しましょう。
- 風通し・採光も考慮する
- 防犯性を損なわないようにする
風通し・採光も考慮する
目隠しとして塀を設置したり、厚手のカーテンを取り付けたりすることで、採光や通風が妨げられる場合があります。目隠し対策を講じる際は、風通しや採光の度合いもシミュレーションしましょう。
防犯性を損なわないようにする
高い塀や葉が生い茂った植栽は、高い目隠し効果が期待できます。しかし、不審者や空き巣が敷地内に侵入した際に、隠れ場所になってしまうおそれがあります。防犯砂利や防犯カメラ、センサーライトなどを設置すると安心です。
リビングの窓に視線対策を施して快適な暮らしを守ろう
リビングが外から丸見えになっていると、プライバシーが確保できず、犯罪者に狙われるリスクが高まるため、目隠し対策が欠かせません。ただし、過度な目隠しは採光や通風が妨げられたり、死角が増えて犯罪者に悪用されたりするおそれがあるので、注意しましょう。